15.美味しいも食べ物は、身体に良い

 

とても印象的な言葉をかけていただきました。

「生きることは、食べること。」

 

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料理をすることや、食べることが大好きに育ててもらったとを嬉しく思いました。

 

八百屋さんや魚屋さんに並ぶ季節の食べ物にはいつもワクワクさせられるし、

朝起きて一番の「今日なに作ろっかな〜」と考える幸せなひと時は、

食べるときの喜びを想像しながら、寝起きの頭がフル回転し出します。

 

出汁の香りが立つころには、お腹が動き出します。

器を選ぶのは、朝一番のアートタイム。

 

 

こんなに幸せなことはあるでしょうか。

 

きっとこの感覚こそが、日本食の力です。

 

 

日本の家庭料理は、それぞれの素材によって異なる出汁の個性や、調味料の味の違いなどが複雑に絡み合いとても繊細なものです。

同じように出汁、酒、塩、酢、醤油などで基本の味付けをしても、材料や、作り手の丁寧さによって大きく味が異なります。

 

だからこそ、それぞれの家庭の「母の味」はユニークでアイディアの宝庫でもあります。

 

 

丁寧に、愛情を込めて料理を作りましょう。

 

そうすればきっと、

素材が美味しさを感じる喜びを教えてくれます。

調味料が、感性をより研ぎ澄ませ想像力を与えてくれます。

道具たちが、丁寧に扱うことの意味を教えてくれます。

そして、素敵な器たちが美しいものを見るチカラを育ててくれます。

 

思いの詰まった料理は、最高の旨味が生まれます。

 

 

Chef chopping parsley leaves with a knife on a cutting board

 

 

最近「体に良いものは、まずい。」だとか「体に悪いものは、美味しい。」のようなキャチフレーズを時々見かけますが、本当に悲しいことです。

コンビニエンスストアの惣菜は益々充実し、レンジでチンして食卓に並ぶ、そんな光景が当たり前の日常のようにテレビCMに使われるなど、強烈な違和感を感じています。

 

 

食感、香り、最初の味、噛んだ時の味、最後の抜ける味、季節(旬)、美しい盛り付け、作法、手間や丁寧さ(愛情)、全てに至るまでおいしい美味しいものは体に良いものです。

 

繊細で複雑で無限の表現を秘めています。

 

もし、美味しいものは体に悪いものだと思っているとしたら、それはとても単調な味のバリエーションしかない世界に生きているのではないでしょうか。

濃い、薄い、塩っぱい、酸っぱい、甘いなど。

 

 

「生きることは、食べること。」

 

本当にそうだなと思います。

 

お料理から、たくさんの教えを感じて、幸せを見つけようとするかどうかは、あなた次第かもしれません。