今年も無事に圓應寺(えんのうじ)さんの料理教室が終わりました。
ご参加のみなさまありがとうございました。

2年目を迎えて、今年はより明確に伝えたいテーマを持つことができました。
「郷土料理・家庭料理をつないでいく」

食材のこと、調味料の成り立ち、調理道具や器の手入れ、献立の作り方など、食べることへの興味は尽きません。
お話しをながら、たくさんの人に心から食いしん坊になってもらいたいなと思っています。


親子で、ご夫婦で、海外からの留学生、お料理を覚えなおしたい方など、いろんな方が参加してくださいました。


1回目は「福岡の朝ごはん」
おきゅうと・もだま(サメ)とワカメの酢味噌かけ・高菜の古漬けの炒め・おみそ汁・ご飯を作りました。
お盆が近かったので「たらおさ」を炊いていってこちらも一緒に召し上がりいただきました。

 


2回目は「お精進料理でおもてなし」
三つ葉の胡麻和え、阿茶羅漬け、お煮しめ、たくあんと梅干し、トマトのおみそ汁、ご飯と一汁三菜の料理を作りました。
この教室をきっかけに、お精進料理の美味しさにすっかり目覚めてしまいました。
副住職の三木さんに、食事の作法も教えていただきましたよ。



3回目は「うどん打ち!たまご天・茄子天・ごぼ天」
みんな一生懸命踏んで、一から手作りしたおうどんをいただきました。
やっぱり福岡っ子は、「うどんにはコシはいらん!」と思っていることがわかりひと安心(笑)
とても楽しかったです。



温かい天ぷらうどんと、冷たいお精進うどん、2種類を楽しみました♪





なんでもやってみたい!お年ごろ。
お教室では、小さな子供さんにも包丁を握ってもらっています。こんなに大勢に見守られる機会はなかなか家庭では作れないので、初体験していただきたいと思っています。危険!を知ることも、道具に振り回される恐怖も、いつか通る道。それは、毎日料理をしていてる私でもいつも感じています。





いつも料理のイベントをアシストしてくださるのは、大賀薬局栄養士のみなさん。明るくて場も華やぎます。

 

 

来年はどんな会になるかな…